【太神楽曲芸協会】
太神楽の保存・伝承・後継者の育成などを目的とし、
「獅子舞」「曲芸」「曲独楽」等の演者を中心に構成されています。
東京では「翁家」「鏡味」「叶家」「柳家」等、水戸では「柳貴家」の屋号で、
各寄席を始め、ホテル旅館・各種演芸会・テレビ等に出演しています。
【歴史】
江戸時代には「伊勢派」「熱田派」と組合を作っていましたが、昭和12年に
大日本太神楽曲芸協会(初代会長・十一代鏡味小仙)が発足。
東京本部の他、茨城支部・東北支部・地方会員と分かれていました。
歴代会長は、十一代目鏡味小仙・二代目翁家和楽・十二代目鏡味小仙・柳家小志ん・やなぎ女楽・三代目翁家和楽・二代目翁家喜楽、そして現在は鏡味仙三郎が
就任しています(右表参照)。
【設立70周年】
平成19年に設立70周年を迎え、同年6月に東京會舘にて祝賀パーティー、
8月に国立演芸場にて記念公演を行いました。
【国立太神楽研修】
平成8年より日本芸術文化振興会・国立劇場・(社)落語協会・(社)落語芸術協会協力のもと、研修生を募集し、後継者の育成に力を注いでます。
研修生は一般募集し、数人を選考、3ヶ月~半年の試験期間を経て適性検査に合格すると本研修がスタート。
丸3年の研修で基礎技芸・所作・基礎知識等の勉強をし、修了後は講師のいずれかに入門、以後はその師匠のもとで更なる修業をします。
また、他に歌舞伎俳優、歌舞伎音楽、能楽、寄席囃子研修などのコースがあり、伝統芸能同士の多角的な交流が出来るのも大きな特徴です。
春と秋に定期発表会が開かれ、研修で習得した技術を大勢の前で披露いたします。
現在は第6期生(2010年4月~13年3月)の研修が行われています。
【恒例行事】
太神楽曲芸協会の年中行事は下記のようになっています。
◆正月上旬 浅草六区を中心にお祓い町廻り
◆2月3日 神楽坂毘沙門天の奉納演芸及びお祓い町廻り
◆5月上旬 日本演芸家連合主催「大演芸まつり」
◆5月(隔年) 神田祭「江戸祭囃子」のパレード
◆5月21日 川崎大師まり塚まつり(右記参照)
※江戸里神楽の松本源之助氏も当会員として名を連ねています。
源之助氏は「江戸里神楽土師(はじ)流」四代目家元として活躍中。
